005詐欺罪
虚偽の売上高をでっち上げ、賠償金名目で東電に不正請求し詐欺罪で逮捕される。その請求回数は5回(よく聞き取れなかった)
被告の証言によると、あくまで担がれただけでまったく不正請求だとは思わなかったとのことだ。
被告は70代のおばあちゃん。
細い体に腰縄巻かれて入廷する被告おばあちゃん、
ついほだされそうになる。
さて冒頭手続きも終わり被告人質問へとなります。
検察官:
「あなたはこれが不正請求で詐欺罪に問われてることを認識してるのか?」
被告人:
「いやわたしは騙されたんです。町内会の顔役から被害にあったんだから、東電に請求できるから」と言われ請求したとのこと。
「わたしは被害者じゃないのかって気さえする」
検察官:(ちょいボルテージが上がる)
「あなたは被害者なんかじゃない! 電力会社から金を騙し取ったんですよ!」
被告人:
「顔役に言われるまま書類に判を押し請求しただけ・・・だから・・」話が長い。。
ここで取って置きの一発が。
検察官:
「あなたは計5回、それも大阪からも請求してる。説明してください!」
被告人:
「だからそれはですね・・」
あぁほだされた自分が甘かった。家を追われ商売できなくなった気の毒なおばあちゃん・・・と思ってたんだが、サギ一味じゃないのか?
被告のばあさんは不承不承、騙し取った700万は弁済していくと証言。その返済計画も完全ではないが述べる。
求刑は3年6月