006児童福祉法違反<最終弁論>
法廷は同時刻に、複数開かれてます。11時から8〜9、それ以上。なので傍聴ベテランと思しき人はハシゴしてます。ちょいと覗いては退出し他の法廷を。
これは「東電不正請求婆さん」を傍聴したあと覗いた公判です
なので、ちょうど途中からになりました。
裁判官:一人
検察官:一人(中年迫力あり)
被告人:(猪首の反社刑)
弁護人:(未確認)
裁判は検察官がかなり追い込んでるところでした。こういう様相は初めてです。
事件の概要
未成年を含む女子を言葉たくみに誘い、淫らな写真を撮りそれを元に風俗等で働かせ、他にも詐欺に窃盗と悪の限りを尽くす。
こうなると情状の求めようがないです。本人も罪を認めおとなしく刑に服すと述べてる。不承不承ですが。
検察官、指をさし迫る
改めて述べますが検察官で強面の人は、少なくとも法廷では見てません。それは案件が詐欺・覚せい剤・大麻使用などで「争わない」「初犯」などもあるのかもしれませ。あくまで想像ですけど。
けど当裁判は違いました。
被告は前科があり、その両側には刑務官が並び、動じない被告は反社系。(冒頭陳述は聞いてないので詳細不明)
検察官:
「あなた自分のしたことを認識できてますか? 被害者に申し訳ない気持ちはあるのか?」
被告(ワル):
「はい。理解してます。反省してます。」
検察官:
「あなたのしたことは許されることではない。」
被告:
「申しわけないです」(と言いつつだから〜って雰囲気になりつつある)
検察官:
「終わります」
求刑 5年6月
傍聴後の感想
ここまで傍聴した中では一番求刑が重かったです。やはり前があり(前科)反省の色がなく、出てきてもまたナニかしでかしそうな被告ですので重くもなるでしょう。
検察官が被告のボルテージを上げストンと「終わります」と質問を終えたのはテクニックと思いました。被告としては頭に血が上りかけた状態で退廷ですから、イライラが募るでしょう。